8.5万人の子を強制労働から救い、ノーベル平和賞を受賞した男
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注目のコメント
カイラシュさんの素晴らしい活動により、児童労働への関心が高まり国際的な法律も制定され、児童労働自体は少しずつ改善されているように感じます。ただ、一方で少年兵と呼ばれかり出される子どもたちは、中東・アフリカを中心に後をたちません。2002年に児童権利条約が国連によって締結され、94カ国が署名しています。その条約では、18歳以下の児童が戦争に参加することを禁止しています。しかし、依然としてその数は増えていると言われています。
私も含め、日本にいると分からないことというのが多いと思います。この場合の「分からない」というのは、自分で情報を取りにいかないと触れられないということです。
このような記事が拝見できることで勉強させて頂けることは、とても有難いです。ノーベル平和賞受賞者のカイラシュさんと対談しました。4回にわたってお送りします。
今まで多くのNPOの代表者や社会活動家の皆さんになぜこのような難しい活動をはじめたのか、って聞いても、皆さん、「うーん、なんだかいつの間にかこうなってた」っておっしゃる方が多いのです。カイラシュさんもそんな感じでしたので、お人柄やはじめた時の状況などを少しでもお伝えできたらと考え対談に挑みました。
どんどん面白くなる予定ですので2回め以降も是非!素晴らしいですね。わが身をすてて働く人は、遠い存在の聖人と思われがち。冒頭、読み手のハードルを下げる坂之上さんの語り口も良いと思いました。
日本の企業社会にいる人に「何ができるか」考えると、2つのアプローチがあります。
1)消費者として
児童労働・強制労働により作られた商品を買わない
⇒どうやって見分けるの? という疑問がわくはずなので
2)生産者として
責任あるサプライチェーンの構築
⇒いわゆるグローバル企業は10年以上前からCSRの枠組みに「労働」や「サプライチェーンへの責任」が入っています。海外の下請け工場に労働者のマネジメントを適正にやらせるところまで、自社の責任になる、という発想で、ユニクロのCSR担当はバングラなどの工場を視察に行っていました。
インドはカースト制があるから…と他国の文化慣習の責任を問うだけでなく、より安いものを求めて他の要素を見ない、発注元の責任も考える必要があります。