「Uber・トヨタ連合」対「Lyft・GM連合」
日経ビジネスオンライン
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トヨタが出資したのはUberの走行データへのアクセスのため。Uberドライバーのかなりの割合がトヨタ車を使用しているものの、データはUber独占だったため、Uberから求められた出資金額より二ケタほど少ない金額でアクセス権を得た。
当然、日本のタクシー業界は大反発。全国ハイヤー・タクシー連合会に豊田章男社長が出向いて、トヨタを信頼してください、絶対に裏切りません、と伝えたらしい。
これは今後の自動運転にも絡んでくる話で、日本では自動運転のタクシーに乗って事故が起こった場合、自動運転だとわかっていて乗ったのでしょう、と利用者に全面的に責任を押し付けることは非常に難しい。となるとメーカー側はPL法が気になってそもそも自動運転車を作ることがリスクの面から非常に難しくなる。そこで利用者と自動車メーカーの間に入ってもらう事業者が必要となり、それはタクシー会社等になるだろうから、自動車メーカーとしても誠意を尽くさないといけないということになる。
また、どのみちいきなりレベル4にはいかないので、レベル3とかであれば運転手の同乗は必要。
注目のコメント
トヨタの出資額は小さく、提携もトヨタ車をリーズナブルにリースするという大したことない内容。おそらくイクスクルーシブでもないだろうし、開発まで共同でやることは体質的に難しいだろう。トヨタにはカネも人もあるのに、思い切った手を打てないのが限界なのかもしれない。