FA標準に変化の波。なぜトヨタはドイツの通信規格を採用したのか
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技術的な背景は、下記に詳しい。単純化した自分の理解だと
①有線での配線
②TCP/IPのようなハンドシェイクはなし(有線での信頼性を前提としている印象、その分最初のオーバーヘッドがない)
③マスター・スレーブ、全部を通って一周して戻ってくる
といった特徴がある。
そのうえで、これはIoTの中でも工場に特化した領域(Industrial Internet)。そのなかでも頻繁に機械が動かない(だから有線でも大丈夫、その代わり多くのデータが送受信できる)ラインでの動作を中心と考えている印象。
規格争いに関しては、Industry Internetの業界団体である米国IICとドイツPLATTFORM INDUSTRIE 4.0が3月に提携を発表している。上手く規格共通化できるだろうか?
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1309/17/news001.html
注目のコメント
日系FAメーカーは、我が社の製品もEtherCATに対応しているとおっしゃるのだと思いますが、コトは技術ではなくビジネスモデルに波及するかもしれません。
一つのシナリオとしては、FA機器の汎用化と標準化が進行し、例えば、PLCがソフトウェアになるかもしれません。それもいずれコモディティ化し、業種や工程のノウハウがつまったライブラリーに価値が移るかもしれません。
そうなるとFAメーカーの「メーカー」としてのあり方はかなり変化するはずで、例えば、ファブレスがいい、ということもあるかもしれません。
そして、これらの変化が起こる主戦場は、中国になります。