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「大賀さんは消去法で出井さんを選んだ」

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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    同じようなコメントを繰り返していると思うが、記事にあるように盛田氏の視点で「人々の生活を豊かにする。物質的だけでなく精神的に豊かにする」というビジョンを成し遂げられるポートフォリオだったのかもしれないが、それは盛田氏ゆえであったと思う。そこを他の人でも管理できるように後継者を育成できなかったことが、現在の状況に至っていると思う。
    個人的によく分からないのは、上記のビジョンでソニー生命やエンタメもやってきたなかで、どうしてエレキに特にこだわっているのだろうか?もちろんソニーのエレキに期待したい気持ちは自分も人以上にあるのだが、一方でビジョンをそこにおくのであれば、エレキに限る必要もないと思う。
    あと、一番のキーである下記については、是非話してほしかった。出井氏が伊庭氏の視点・情報から考えてどうしてCEOになったかより、下記こそが他の企業含めて参考にすべきポイントであるはず。
    なお、ポートフォリオ運営に関してはKing HIDIEさんのコメントが必見。個人的には、コンプラも同じ観点だが「しないこと」「必ず守ること」「そのためにすること」を整理することは重要だと思う。それがないと、定量を追いすぎて統制が効かなくなったり、組織の質が落ちると思う。もし創業時から続く基本事業を守るということをするのであれば、それをするために必要なものはなにかというのが必要。稼ぐこと(その事業なり他の事業なり)は、もちろん必須だろう。
    『今、思い返しても不可能に近いと考えているけど、当時、一体感のあるソニーのマネジメント・チームを作る方法がなかったのだろうか、と時折、思い返すことがある。ここは多くを語りたくない。』


  • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授

    今回の記事で印象に残った部分を1つだけ上げるとしたら、「それまでのソニーの経営の意思決定は、衆知を集めて議論を尽くし、経営トップが最終決断するという合議制だった。」
    というところ。

    「衆知を集めて一人で決める」という経営スタイルは、実はきわめて今日的意味合いのある重要なものであり、なぜかつてのソニーが強かったかを端的に指摘したものだ。この意思決定法は、日本人の良い資質をも引き出すものであり、21世紀の今日の企業でも役立つ。

    ただし、「役者」が揃う必要がある。懐の深いリーダーと、鋭いセンスとロジックを備え、誰にも負けない一芸を備えたフォロワーたち。要するに、『梁山泊』であり『七人の侍』の世界といえる。どこかに存在する今日的ソニーは、「衆知を集めて一人で決める」経営チームが、わくわくする仕込み作業にチームで取り組み、やがて世界をあっといわせる製品やサービスをひっさげ、颯爽と登場することになるのではないか。


  • SONYのOBの方々の共通意見として出井さんが社長になったのが間違いのはじまりだという。積極的に欧米の管理会計を取り入れ、プロジェクトベースでの採算性を明確にし、数字上儲からないものはプロジェクトをスタートできず、不採算なものは切っていった。本社部門の力が強くなっていった。
    管理会計を取り入れるのは普通のことだけど、開発現場ではこれにより闇プロ(会社に内緒でプロジェクト)ができなくなった。そもそも、SONYはウォークマンよのうな大成功がある一方、その裏ではものすごくたくさんの失敗プロジェクトがあったという。業績はウォークマンやプレステのような大成功のプロジェクトが支えていた。これが普通だったという。技術的な観点では、10回打席に入って、1本でもホームランが出れば会社を支えれるという。失敗するのが当たり前の中、果敢にホームランを狙って技術者は新しいことに挑戦をしていた。ただ、管理会計がきちんと導入され、プロジェクトを進められなくなり、リスクのない、手堅い、他社と変わり映えしないものしか作れなくなったという。儲かることがわかっているものしか本社が承認をしなくなった。

    こんなにお話しを昔聞いたことがあり、トップの管理会計の方針や仕方(うまく言えないけれど、遊びを持たせる部分があるかないか)は、会社をじわりじわりと変え、時間の係数により、結果、大きく会社を変えてしまうもんなんだなと思ったのをよく覚えている。


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