【石倉×鳩山】部下にすべて任せることは度胸が必要
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これからは、仕事がプロジェクト・ベース、世界中の人と協働することも増えるので、組織の上下関係を離れて、任せる、任せられるようになるには、まず試してみることが必要だと思います。最初からうまくはいかないので。
任せることは、中間管理職として"辛い"ことがあります。任せて何か大きな失敗を部下やチームがすると、社長や上司に怒られることになることもありますが、そんな時に中間管理職が怒られずに、社長が直接部下を叱り、中間管理職が怒られないことがある。
こういう時の中間管理職は、"怒られずにラッキー"ではなく、無効化されて"辛い"。私も自らの責任で任せたプロジェクトで、失敗した際に、横にチームがいながら、自分が怒鳴られずに、チームが怒鳴られるというシチュエーションが何度かありました。"自分の責任です"と言っても、"お前は関係ない"と言われてしまう。そういうことが重なると、任せること自体に戸惑うようになってしまう。
組織に階層や権限委譲を進めるためにもどうか社長や立場の高い方々には、中間管理職のチームのマネージメントを任せること、下の方は、「上から結局守ってくれないじゃん」ではなく、たまには気持ちを組んであげながら任されてみること、そして中間管理職の方々には、上も下もみながら任せてチームで何かやってみることを楽しんでいただきたいです。私も「さん」付けする人です。
人間関係は変わっていくから、「さん」付けした方がいいと思っていましたが、どちらかというと、呼び捨てで呼んでいた人が、呼ばれていた人の昇進などによって、「さん」付けに変わる瞬間を結構見てきたからというのが大きかったです。
小さい話にしてしまってすいません…。