【グリーンスクール設立者】人間を変えるのは置かれた環境だ
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注目のコメント
環境に対する信念が、あの竹の校舎になっていたのですね。とても面白く感じたのは、それほどコンクリートに対しては否定的に見ていながら、スマートフォンを肯定的に捉えていること。自然学習を重視するスタイルだと、スマホは最も対極的ツールと言えそうですが、むしろ活用を奨励している。
この最も自然に近い場所で、先端ツールを活用して学ぶというスタイルは、他に事例がほとんどない気がします。
あと30歳だけ若かったら入学するのに…と思ってしまいます。今回も、ジョン・ハーディー氏の本音節が炸裂します。
・モダンなオフィスをつくる人たちは、クールな外観のスペースをつくれば、そこで働く人間はもっと生産的でハッピーになれると考えている。
これに対して、クールな空間なんてどうでもいいと思っている会社は、労働条件も最悪だ。
オフィススペースを決定する人たちは、あいつら(従業員)にはこの程度で十分だと思っている。そういうオフィスはたくさんある。嫌になるね。
・教師は生徒たちと旅をするべきだ。教師が隠し事をして、子どもたちに暗記学習を強いるようなことはすべきじゃない。
教師たちはよく、どの部分がテストに出るか教えない それじゃ奴隷と主人の関係と同じじゃないか!
また、ジョンさんの豊かな表情にもご注目ください。プロフィール部分の写真のこの表情。さぞや生徒は、ジョンさんに親しみを覚えるでしょうね。ジョンさんが腐した「尼さんが威張りくさっている伝統校」の尼さんとは大違いです。理想の教育を示す素晴らしい言葉
「教師は生徒たちと旅をするべきだ」
理想の教育は「教えない、楽しませる」状態で、これを創ることが考えていないから、現状の教育と理想のギャップが生じてしまっているように感じる。
グリーンスクールではモチベーションも、そのモチベーションに起因した行動もまったく制限することなく、むしろ奨励しているので、子供達の実行力自体がもの凄く向上していっているんではないか、ということをこの連載を読んで強く感じる。