世界最多観客を呼ぶドルトムント流アナログコミュニケーション
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注目のコメント
後編がアップされました。
前回のデジタル戦略と真逆のアナログな活動です。
この両極が融合しているからこそ、クラブとサポーターの絆が維持・深化できるのだと思います。
追伸
お陰さまで前回は1週間で600picksを超えました。
沢山のコメントを頂き感謝しております。
可能な限り目を通させてもらっていますので、今回もよろしくお願い致します。
追記('16.5.10)
「ドルトムントサポーターがチケット値上げに反対し、それがニュースになっていた」という旨のコメントを頂きました。
確かにそうした事実はありますが、矛先はシュツットガルトです。
ドルトムントサポーターはDFBポカール準々決勝でアウェイサポーター席のチケット価格をあげた「シュツットガルトに抗議した」わけです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160210-00010001-soccermzw-socc
こうした声がドルトムントがチケット価格をあげようとしない大きな要因になっているということでしょうね。
追記('16.5.11)
鹿児島ユナイテッドの小林浩宣さん(https://newspicks.com/user/271184/)のコメントで、当チームがサポーターのみならず、県民と月1で対話していることを知りました。凄いですね!地道ですが、これが一番しっかりした土台を築く方法だと思います。是非がんばってください!機会があれば一度お邪魔させて下さい。サポーターとの関係性作りという意味では、MLSのシアトルサウンダーズの取り組みも参考になります。
サウンダーズは、ファンの中から41人の評議員を選び、月に1度彼らと話し合いの場を持っている上に、シーズンチケットの保有者にはGMへの投票権を与えています。実際にこの評議員との話し合いの中で、ハーフタイムショーは行わないことが決まったそうです。
Jクラブでも、頻度は異なれどみんなサポーターズミーティングはやってるはず。けど、その声をどのくらいクラブの方針に反映しているのかは中々見え辛いし、もっとオープンにしても良いかも知れませんね。
↓以前書いたブログ
「平均観客数4万人越えサッカークラブがアメリカにあった!シアトル・サウンダーズのブランド戦略とは」
⇒ http://amba.to/1vI3b2y前回の「デジタル」につづいての「アナログ」戦略、今回も非常に興味深く勉強になる内容でした。
サポーターの声に耳を傾けることを
専門とする5人のスタッフについて、記事内、同様の仕組みはブンデスリーガの他クラブにもみられるということからも、それ自体には大きな「違い」はない。つまり、ここはドルトムントの「強み」というわけではないということ。
同様に、ファンクラブ代表者とのミーティングやフォーカスグループインタビューといった情報収集の方法でも、恐らくそこまでの差はないような気がします。
となると他クラブとの違いが出るとすれば、文中の以下2点。
1.「集めた声が(年4回)クラブ全体に行き渡るシステムが構築されていること」
2.「顧客を仲間とみなし、その声をフルに活用した意思決定ができるクラブ文化を持っていること」
この2点こそが、ドルトムントの最大の強み(他クラブとの差)なんじゃないかなと記事を読んで感じました。