この連載について
京都パーブルサンガ、福岡ソフトバンクホークスマーケティングなどでの勤務を経て、九州産業大学でスポーツマネジメントを専門とする福田拓哉准教授が世界、日本のスポーツ組織を活性化させるビジネスの取り組みについて深堀していく。
この連載の記事一覧
2部降格の大ピンチ。HSVが仕掛けたビジネスストーリー
NewsPicks編集部 197Picks
2部降格も観客5万人超。ハンブルガーSVのマーケティング戦略
NewsPicks編集部 325Picks
無名の個人が起こす、「スポーツ×地方創生」の新しい波
NewsPicks編集部 302Picks
低迷していた観客動員改善。千葉ロッテのターゲティング戦略
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アルビレックス新潟に学ぶ、資金力のないJクラブにできる動員策
NewsPicks編集部 288Picks
日本最大の競技場を満員に。マリノス、ビッグクラブへの命題
NewsPicks編集部 249Picks
スタジアムの4割以上が空席のJリーグ。構造的原因を探る
NewsPicks編集部 550Picks
時代遅れだったオリックス、デジタル×アナログの観客増加戦略(後編)
NewsPicks編集部 217Picks
勝てなくても観客増。ファンをつかむオリックスの「顧客志向」(前編)
NewsPicks編集部 304Picks
Bリーグが発信、デジタル時代のスポーツビジネス新モデル
NewsPicks編集部 359Picks
前回のデジタル戦略と真逆のアナログな活動です。
この両極が融合しているからこそ、クラブとサポーターの絆が維持・深化できるのだと思います。
追伸
お陰さまで前回は1週間で600picksを超えました。
沢山のコメントを頂き感謝しております。
可能な限り目を通させてもらっていますので、今回もよろしくお願い致します。
追記('16.5.10)
「ドルトムントサポーターがチケット値上げに反対し、それがニュースになっていた」という旨のコメントを頂きました。
確かにそうした事実はありますが、矛先はシュツットガルトです。
ドルトムントサポーターはDFBポカール準々決勝でアウェイサポーター席のチケット価格をあげた「シュツットガルトに抗議した」わけです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160210-00010001-soccermzw-socc
こうした声がドルトムントがチケット価格をあげようとしない大きな要因になっているということでしょうね。
追記('16.5.11)
鹿児島ユナイテッドの小林浩宣さん(https://newspicks.com/user/271184/)のコメントで、当チームがサポーターのみならず、県民と月1で対話していることを知りました。凄いですね!地道ですが、これが一番しっかりした土台を築く方法だと思います。是非がんばってください!機会があれば一度お邪魔させて下さい。
この考え方が日本のスポーツビジネスにおけるスタンダードになって欲しいと思います。
サポーターへのブランディングは関心するが、選手からみるとブンデスリーガーの中ではやっぱりバイエルンに一番のブランド価値がある。ゲッツェ、レバンドフスキーに続き、今度はキャプテンのフンメルスまでライバルチームへ移籍する可能性もある。ドルトムントの歴史にいまだ大きく欠けているのは、過去を含めスーパースターの存在。そのピースがはまった時、さらに強固なブランドが築かれるのではないか。
定性的な調査は外部のコンサル会社に委託したくなりますが、組織内部で5人ものリソースを確保して継続実行している点は見習いたいです!
それにしても、ここまでファンが増えるためのロジックや戦略が緻密ですね。
こういったファンを獲得する手法、価値の捉え方を変えることが世界一の称号に相恥じないアナログコミュニケーションですね。
日本の球団・クラブも学べる所はたくさんあると思いますので是非取り組んでほしいです。
さすが新潟というスポーツビジネスの現場と、世界の最先端の事例の両方を扱っている福田先生ならではですね。
すべて一時的でなく、継続的に続けることが重要になる。