LINEキャラを発明した韓流作家の素顔
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ブラウン、コニー、ムーン、サリーなどのキャラクターたちは、最初から「決め」でつくられたわけではなく、LINEにプリセットされるスタンプを選ぶ中での候補の1つでした。ポイントは、mogiの人間観察に基づいた感情爆発表現とキモカワ的要素。これによって、旧来のメッセンジャーのようなテキストでシンプルに情報を伝える場ではなく、LINEはテキスト+スタンプで感情を伝える場となり、LINEキャラクターたちは、今やLINEにとって欠かすことの出来ない存在、皆さんの毎日の「感情」を大切な人へ伝える伝達者という存在に。
そして、日本、タイ、台湾などLINE普及国はもちろん、中国や韓国などでも独立したキャラクター、キャラクターグッズとしても人気になりつつあります。
大きく成長する事業やサービスというものは、机上の戦略云々だけでは出来上がらず、このようなユーザーと向き合いながら試行錯誤の中での偶発的に生まれるものや、その時々の偶発的なご縁などの積み重ねも欠かせない要素。だから事業やサービスは面白いですよね。スタンプを最初にリリースした直後に、女性ユーザーから「女性っぽいスタンプが欲しい」(おそらくデコメのようなカワイイ感じのもの)という要望を多くもらいましたが、実際はガーリーなスタンプはあまり使われず、オリジナルで感情表現豊かなムーンやブラウンたちのスタンプたちが人気になりました。
個人的にLINEのスタンプの成功要因は「男性ユーザーの取り込み」だと思ってます。
既存の絵文字やデコメが若い女性のモノだったのに比べて、LINEのスタンプは男性が抵抗なく使える文化を築いた事がLINEの人気を後押しした原動力になったと思います。
シンプルな(無愛想な?)テキストでの返信の代替としてスタンプを使うことで、家族や恋人とのコミュニケーションが円滑になるという実益を感じた男性はが多かったのではないでしょうか。
そして、そんな老若男女を問わず愛されるキャラクターの世界をユーザーの反応を見ながら作り上げたmogiさんの力は本当にすごいし尊敬してます。^^今回はLINEにとって最強のマーケティングツールの一つともいっていい、あのスタンプキャラクターたちの発明者の物語です。メッセージアプリ普及のエバンジェリストとして、各国文化に合わせた装いで展開しています。
そして多くの人が、日本人作家だとおもっていたのでは?
それくらい、イラストレーターmogiさんが描いたLINEのオリジナルキャラクターは、日本人の感性をも捉えたデザインに仕上がっています。(一方でLINEデビューする前の、やや暗くてシュールな作品も、結構ナイスです)
Googleなどで、本人のお名前(강병목)をサーチすると、いろいろな作品をみることができます。