韓国を牛耳る財閥とLINE。その実力を徹底比較
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牛耳ってますからね…。実際。
サムスンやヒュンダイといった巨大財閥グループが大部分を占める韓国経済と、そうした国で生まれたIT企業ネイバーの位置付けを、ざっくり比較してみました。韓国は財閥/ベンチャー問わず集中が進んでいますね。
ただ、一歩踏み込んで考えた時に、それはある意味市場原理の結果として当然の帰結な気がします。
この記事の途中にあるサムスンのグローバル売上比率を見ればよくわかりますが、彼らの競争相手は韓国企業ではありません。
結局、人口4000万人の国を母体として世界で戦うとなると、ほぼ挙国一致的な体制でやらないと勝てないのだと思います。
そういう意味で、別の見方をすれば今のLINEは日韓２つの国が力を合わせてアメリカのFacebookと中国のTencentと戦っていると言えます。(カカオはTencent陣営。。。)
時代の趨勢を表していますね。。。韓国の大学生たちは1〜2年の夏休みは財閥の就職活動のために必要なTOEICスコアを900点台にすべく毎日塾に通って勉強します。サムソンの入社試験のための勉強会もたくさんあります。財閥企業に入れるかどうかは人生で大きな分かれ道になる社会なので、日本のような多様なライフスタイルが認められている社会は自由で羨ましいと学生時代に韓国の友人からよく言われました。
LINEやNAVERの同僚を見ても、元サムソン、LGは多いです。
NAVERやLINEプラスのあるソンナム市には何度も出張に行ってますが、新興都市として発展していて、すでに家賃はかなり高騰してます。渋谷のビッドバレーのようですが、個人的には、東京の位置関係で例えると「横浜」みたいだと説明してます。
また、韓国でのネット業界の発展は、KAISTなどの優秀な男子学生がエンジニアとしてネット企業で数年働くと軍隊免除になる制度も寄与していると思います。そこも踏み込んでくれたらもっと面白い記事になりそう。
