自動運転タクシー公道実験へ、GMとリフト

コメント

注目のコメント

• 中西 孝樹

  ナカニシ自動車産業リサーチ 代表

  ・2016年05月06日

  配車のLyftへ5億ドル出資、自動走行のCruise Automationを推定10億ドルで買収と、GMは立て続けに動いた。要素技術を繋いだプロジェクトが早々に立ちあがることは自然な流れに感じる。ただ、年初に北米国際自動車ショーで発表されたEV Boltの宣伝も狙っている感は否めない。
  国内でも、3月にロボットタクシーが実証実験を実施済みだが、合計で28キロの走行実験に留まっている。自動走行技術の出口戦略としてポテンシャルは高いが、都市部での無人タクシーは時間がかかる領域と認識している。
  米国新車販売は過去最高を更新。ガソリン安を受けてその中は実に60%近くがライトトラックと呼ばれるピックアップとSUVが占める。米国メーカー収益は殆どがこのセグメントに依存しており、将来成長が見通せない状況だ。今では、モビリティ・サービスのオペレーターへ事業領域の拡大を急ぐ姿が顕著である。しかし、この姿は1990年代末のインターネット狂乱の中でも見た光景と同様である。
• 西山 誠慈

  ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 編集長

  ・2016年05月06日

  WSJのスクープです。GMにとっては自動運転の技術開発に加え、EV需要をTesla Model 3 がいわばひとり占めしている中、自車のEV Boltの買い手を確保し、幅広く世間に知ってもらう狙いもあるようです。
  なおBoltは電池が車のキャビン下にあるため、後部座席の足元が広く取れ、タクシーの様に人を乗せる」には最適だとGMはPRしています。
• 川鍋 一朗

  タクシーアプリ「GO」のMobility Technologies会長 日本交通（会長）

  ・2016年05月06日

  自動運転になれば初乗り200円、メーターも20円刻みになります。六本木ヒルズから東京駅まで600円、羽田空港まで2000円。かくしてJRや地下鉄は空いて、都内はタクシー移動が普通に。
  
  タクシー運賃に占める乗務員人件費は全国平均72.4%（法廷福利含む）、自動運転車両が今の車両と同じ値段だとして、、、自動運転車両が普通に発売される様になる2025年頃には実現したいですね！