絵本の読み聞かせで日米の違いに気づかされる
コメント
注目のコメント
日本の昔話に対するLAの子どもの反応について、多くの興味深いコメントをいただきましてありがとうございます。
子どもたちの反応に驚いた、というのもありますが、「浦島太郎」や「鶴の恩返し」のストーリー展開について、自分が疑問を抱いたことがないことに気づき、ハッとさせられました。そして、未就学児にどんな物語に触れたかで、価値観や世界観に思っている以上の影響があるのかもしれない……と少々怖くもなりました。
英語の絵本の読み聞かせについて、もし関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、読書の楽しみを広げてくれる、下記のサービスがおすすめです。
・Brightly:
http://www.readbrightly.com/
子どもの年齢やテーマなどに合わせて、おすすめの絵本リストを送ってくれるメルマガが人気のサービスです。読み聞かせのコツなど、保護者向けコンテンツも充実しています。
・Storyline Online
http://www.storylineonline.net/a-to-z-book-directory/?sort=titleb
米国の映画俳優組合が運営する、読み聞かせ動画サイトです。人気の絵本をハリウッド俳優が朗読する動画を配信しています。
【追記】
「横の多様性と縦の多様性」という教員五郎さんのご指摘に、とても納得しました。ありがとうございます。シンガポールの国立図書館でも、さかんに子供向けのイベントをやっています。本のセレクションをちらっとみましたが、確かにこの記事で指摘されているように、お姫様ものとか、王子様ものはあまりありませんでした。ここシンガポールも多民族社会。言葉や文化が異なる子どもたちに共通して愛される本は何か。改めて国立図書館を覗きに行ってみたいです。シンガポールは書店というよりも、図書館が中心の印象です。この記事に触発されて、シンガポールの図書館事情や子供の本事情をリポートしたくなりました。
読み聞かせを推進するのは実は、本屋のマーケティングだったりして。。。
読み聞かせに欠かせないのは図書館じゃないでしょうか。毎日同じ本では飽きてしまうし、経済的にプリスクールに通えないなら絵本も買えないですよね。
日本は図書館が充実してるけど、アメリカはどうなんだろう。