ワークスタイル変革は実現するか
【スライド】日本の労働環境が“変われない”8つの理由
デル | NewsPicks Brand Design
2016/4/28
より新しく自由な働き方への移行を目指す「ワークスタイル変革」に取り組む企業は、国内でも増えつつある。だが現時点において、その取り組みは必ずしもスマートに成功しているとはいえない。日本企業における労働環境の課題と、ワークスタイル変革の現状を、スライドストーリーでひも解く。
日本企業に求められる意識改革について、ワークスタイルコンサルタントのパク・スックチャ氏（アパショナータ代表）は次のように語る。
「日本企業がワークスタイル変革を実現できない理由の大半は、つまるところ“人”です。あらゆる企業にITシステムが行き渡り、クラウド化が進む現在では、テクノロジーの導入コストやセキュリティは、ほとんど懸念材料になりません。たとえば安全にフルリモートワークができる環境を構築するためのハードルは、数年前に比べて圧倒的に下がっています。
しかし、それを扱う組織側にノウハウや理解が足りないために、適切な運用ができない。新しい働き方にあわせて組織のルールを変えることができず、少し試してみて『ウチでは上手くいかないから、辞めよう』と諦めてしまう企業も少なくありません。
変えなければいけないのは、人の意識です。従業員、管理職、そして経営者、組織にいる全員が同じ課題意識を共有し、新しい働き方について適切な理解を深めることができれば、ワークスタイル変革は決して超えられない課題ではありません」
（編集・文：呉 琢磨、iStock.com/ilbusca）
最新のトレンドを踏まえた未来志向の職場環境、新しいワークスタイルについて、世界各国における調査に基づいたレポートをインフォグラフィックにまとめて発表しています。たえず変化する現代の労働環境に、企業はどのように順応しているのか。テクノロジーの発達が、ビジネスパーソンの生産性にどんな変化を与えるのか。ぜひこちらのページからご覧下さい。デルのFuture Ready Workforce ～進化する労働力に関する調査など～
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