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この記事の著者の古谷さんは、個人的には存じ上げないが、今はサイエンスライターをされているようだ。だが、以前はX線天文学が専門の研究者だったはずだ。なので、X線天文衛星の装置にも当然お詳しいだろう。

さて懸案のX線天文衛星「ひとみ」だが、どうやら衛星のスタートラッカと慣性基準装置に異常をきたしたらしい。人間でいえば、これらは目と耳に相当する。つまり、ひとみは現在、視覚と聴覚を失っているようなものだ。視覚といってもX線望遠鏡そのものの視覚ではなく、ここでは衛星の姿勢(向き)をコントロールするための視覚だと思って欲しい。

復旧する可能性にも言及されているが、そのためには現在通信不能な衛星と通信する必要がある、とのこと。仮に通信できたとしても修理に数年かかる可能性があるという。なかなか状況は難しそうだが、ポジティブな知らせを待ちたいところだ。

>追記
ひとみが可能にするサイエンスについて興味がある方は、例えば以下をご覧ください。
https://newspicks.com/news/1434611?ref=search&keyword=ブラックホール&tab=news
衛星の体調管理を担うバスの部分でこれほどの損傷を受けていたとは…

まずは、地上との交信を復旧させることがマストだが、地上との交信が復活した後も、損傷している装置からの情報が得られないため、正確な衛星の状態を把握するのは難しい。

衛星が送ってくる健康状態の数値から信頼度の高い値を精査し、使える数値をもとに衛星の状態をイメージしながらの制御となりそうだ。
成功したら、まさに奇跡!