パソコン、ディスコ、部活に夢中で大学受験に失敗

2016/4/24

プログラミングにはまる高校時代

アマチュア無線に夢中になっていた中学時代。そして高校に進学した頃には、パソコンが登場し始めます。
こうしたガジェットに強い関心を持つようになっていた僕は、高校2年生の時、親にねだってシャープの「MZ-700」というパソコンを買い与えられています。1982年のことでした。
この「MZ-700」以前にもパソコンは存在していましたが、筐体がちゃんとデザインされたものは、これが初めてだったと思います。
また、特徴的だったのは、本体の中に8ミリテープリーダーと簡易プリンターが組み込まれてワンパッケージになっていた点。
テープは記憶媒体用のマイクロカセットで、プリンターは4色ボールペンをセットするもので、どちらも今では想像もつかない簡素なものです。
しかし、まず記憶メディアが初めてカセットテープになったのがこの「MZ-700」で、それまではパンチカードが使用されていました。
しかも、外付けではなく内蔵されていることが、当時としては画期的です。
プリンターは4色ボールペンの芯のようなものを差し込み、プログラムにそってロール紙にグラフなどが印字できるもの。
当時の最先端のガジェットに、僕は一気に虜になってしまいます。