医療機器大手、成長戦略を診る《テルモ#04》カテーテル関連で米国市場狙う
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SPEEDAの分類では、テルモは「医療用器具」に入る。競合プレイヤーをざっくり見ると、収益性としては各社ばらつきはあるものの、営業利益率20%だとかなり良く、ただ15~20%に多くいる中で、テルモは2015年3月期は13.8%だったのでもう一息という印象。売上高は約5000億円。Medtronicは2.3兆円だったり、Baxter、Stryker、Covidien、Boston Scientificなどが1兆円前後なので、利益率上げた後にいかに売り上げを伸ばすために買収含めた再投資できるかが、数値的にはざっくりポイントだと思う。
お、古巣の記事。
カテは利益率がいいので、ここが伸びていくかどうか。とくにステントやイメージングデバイスは高い。ただこの領域はアボット、メドトロ、ボストンと競合がひしめいている。
TRIは橈骨からカテーテルを入れるので大腿動脈より血管が小さく使えるデバイスが限られてくる。難病変ではまだまだ難しいが、スタンダードとしては日本から世界にどんどん広がっていくのではないか。