株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA) 執行役員経営企画本部長 小林賢治氏 - 「管理部門」価値向上プロジェクト
コメント
注目のコメント
NPでもたまにコメントしているコバケン氏のインタビュー。しかし、無駄に死ぬほど詳細かつ長いなあ 笑
自分は記事に出てくるコバケン氏を採った「採用チーム」の一員でした。彼は同い年だがいろいろ道草食っていたので入社年は4つほど下。結構一緒にプロジェクトやりましたし修羅場もくぐった戦友です
採用プロセスの中でプレゼンがあるのですが、他の学生がみなパワポなどを準備する中で彼だけは敢えて手ぶらで来て、喋りまくって帰っていきました。当時採用担当だったパートナーはそれで決めたとのこと。
入社後も「占部さんが最年少なら、ぼくは最短マネージャー狙いますよ」とヌケヌケと言っていて本当になったツワモノ。元来のゲームオタクと、GI(我田引水)力は実業向きだったんでしょうね。DeNA入社時は人事で、DeNAの採用を大きく変え、ソシャゲーの立ち上げを経て、現在はバックオフィスとして、取締役会の在り方や、資本市場との対話の仕方について、非常に先進的に考えているなど、常に与えられた領分で革新をしていくところは尊敬できます長い、けど熱い!そして自分はこういう人となりや、なぜそのことをやっているのかが伺えるインタビューは、大好き!幾つか、ある程度一般論として参考になりそうなところを要約。
・コーポレート部門は受け身・御用聞き・摩擦係数を高める方向になるのではなく、いかに先回りして現場にポジティブな影響(摩擦係数を下げる方向)を与えられるようになるか
・ノリは重要。自分が知らなかっただけでやってみると実はすごく面白いと思うことが多いし、周り含めて可能性広げる
・転職エージェントをサポートした。自社に来てくれなくても、転職しようという意思決定をさせる貢献ができればエージェントにはプラスだし、そうすれば自社にもっと協力してくれる
・他社をリスペクト擦るからこそ、できることって多分にあるはず。ユーザー、他部署のカウンターパート、競合先、ましてや競合も。
・株式の流動性の意味は、リターンを得るまでに時間がかかる(例えば亡くなる)ので、その権利をほかの人に移す理由があるため。であれば、流動性を持ったとして他の方に譲られた場合でも、譲られた方に対しても恩を返していくという考え方が重要(株式市場が年金基金が保有者として大きく、国富であるという観点含めて)。ここらへんに関しては、下記で頂いたコメントからも問題意識が伺えるし、自分ももっと考えたい点(下記でのコメント、本当に有難うございます!)。
https://newspicks.com/news/1033378?ref=user_110302
あと、個人的には哲学を選考されて、「ある演奏がよい演奏と判断されるのはどうしてか」というテーマで研究されたのは、とても気になる。自分は音楽がてんでダメなのだが、高校の時に音楽をやっている友達と「売れる音楽と良い音楽って何が違うの」といった議論をしたことを思い出した。
身近だけど、答えがない、価値観も関係するテーマを真剣に考えることは、多くの人が意見があるゆえに、ものすごく難しいと思う。一方で、特に目的と結果、そこの因果をどうするべきかという点含めて、鍛えられると思う。目的ベースで判断を下せないことは多くあるが、それができるようになるには、こういった訓練が重要だと思っている。Katoさん、まとめありがとうございます!正直自分でも「これは長い!」と思っていたので(笑)。この記事にコメントがついただけで私は感涙ですw
資本市場をどう捉えているか、コーポレートの立ち位置や付加価値をどう考えているかといった辺りがこのインタビューの一番のポイントでしょうか。
小生の幼少の頃の話あたりは全然読み飛ばしてもらって構わないのですが、柳橋さんの非常に人間味あふれるインタビューで、「そういえば自分のこの経験っていまの考え方につながってるなぁ」と振り返る良い機会になりました。ありがとうございました。
>>仙石さん
ご無沙汰してます。お声がけ頂ければいつでも伺いますよ!