【米倉誠一郎】日本の病巣は「高等教育」だ
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注目のコメント
みなさん指摘しているように、高等教育の問題点は実践者がいないこと。ありがちな提案ですが、ハーバード日本校、スタンフォード日本校などをつくって、黒船で変えていくしかないと思います。それぐらい、日本の大学は硬直的です。
私自身、4月から非常勤講師として東京大学大学院情報学環で「新時代のメディア」についての講義を持ち始めましたが、学生さんは本当に優秀です。文章のクオリティはすでにプロ並みの人も。
学生時代に、「とにかく読み、とにかく議論し、とにかく書き、とにかくプレゼンする」という”知の千本ノック”を経験できれば、きっと世界レベルの知的体力を付けられるはずです。グロービスがほぼ全てを実施しています。ハーバードやスタンフォードよりも明らかに進んでいると思います。だけど、グロービスは一切触れられていない。。。僕らのコミュニケーション努力が足りないのでしょうね。。。
グロービスでは、
・全ての科目が、日英双方の言語で学べます。
・全ての科目が、オンラインで学べます。しかも全て単位互換です。
・志・哲学科目は、必修科目です。
・知識ではなくて知恵を学びクリエイティビティを養うためのディスカッション主体です。しかも実践者が教えています。
・テクノロジーを主体にするテクノベート科目を拡充しています。
なぜ日本のことを批判して、解を国外に求めるのでしょうね。極度な「一般化」ですよね。「日本は酷い。でも海外は良い」と。
自らが理想の教育を実践するのだという気概を持ち、自らが行動するのが本来あるべき姿だと思います。僕らも頑張ります。違うな。大事なのは一歩踏み出すかどうかだからね。人と違う事をして賞賛される雰囲気作りが大事なので義務教育の廃止なり大改革が必要なんだな。高等教育を受けるべき層は学校なんかいく必要既にない。