今だから語れる「JAL再生シナリオ」のすべて

コメント

注目のコメント

• 堀江 貴文

  Interstellar Technologies K.K. Founder

  ・2016年04月17日

  沈まぬ太陽でも描かれていますが、JALみたいな会社に落下傘で入って行って経営再建するのは並大抵の事では無いでしょうね。破綻させない為にはそれしかなかったのかもしれませんが、存続した事で以前の体質がまた戻ってくるのでは無いかという懸念は未だにあります。それと残した事で国内線航空料金は高止まりしたまま。
• 占部 伸一郎

  コーポレイトディレクション Managing Director

  ・2016年04月17日

  JALの件について当事者からこれほど生々しい話を聞いたのは初めてでしたし、冨山さんのこれまでの「事業」に加えて「組織」や「人」の鑑定眼からみると、あの形が良かったのかな、という風には思います
  結果的にはしっかりリストラし、銀行も痛みを飲み、国民負担もなく、ANAがクレームをつけるほど身軽な収益企業になったということなので、結果から見ればよかったということなんだと思いますし、絶対にはずせない再生の場合に、「儲かる案件にならなければ撤退します」という民間でスポンサー探しと交渉を悠長にやってる場合ではなかったというのもそうな気はします
  一方で、ある意味大目的があれば実態に法律を合わせることすらできる、ということを考えれば中で実権を持っている人がずれていたり、邪な思惑を持っていたりするとなんとでもなってしまうというリアルも感じます。だからこそ、エリートには高い倫理性と責任が求められるということなんでしょう。
• 田口 貴博

  自動車会社

  ・2016年04月17日

  当時のカラクリがよくわかり面白かったです。
  それにしても、『JAL側の計画では、最終的には資金ショートの直前で政府系金融機関が「足らず米」を追い貸ししてくれるだろうという見通しになっていて、切迫した危機感はありませんでした。』は、JALに限らず、大きな会社が傾いた時の社内の雰囲気を表しているでは？と思います。名医になる人やグループが極めて重要であることがよくわかりますね。