【求人掲載】コンサルティングビジネスの潮流へのアンチ・テーゼ
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注目のコメント
業務繁忙につき一緒に働く仲間を探しており、求人を掲載しました。
コンサルティングファームも色々ありますが、その中でも結構エッジが効いている会社ではないかな、と思っています。
自分も過去のコンサルティングファーム特集の連載記事へのコメントや、自分の連載などでも繰り返し述べているように、コンサルティング業界はどんどん「産業化」し規模型ビジネス化していっているのが現状です。
今回、創業30年を機に幹部で何度もあつまり、我々のアイデンティティは何かというのを議論してきましたが、「産業化」とは一線を画し、不定型な課題にゼロベースで考え、クライアントに寄り添うような存在、職人のような存在でい続けたいというところは全員が一致したことですし、世の中が変わっていく中で「The last consulting firm」たろう、ということを改めて決めました。
記事の内容は、代表の石井本人が書いたもので、CDIの哲学がストレートに表れていると思います。小難しい内容で、伝わるかの心配は多少ありますが(笑)、逆に言えばこれを読んでピンとくる人は、我々の価値観に近い、ということでもあると思います。
そんな環境に飛び込んでみたいという方は是非エントリーしていただければと思います!
※興味を持った方は自分の過去の連載もご覧いただければと思います。
第1回:https://newspicks.com/news/1082682
第2回:https://newspicks.com/news/1125953
第3回:https://newspicks.com/news/1161509私も新卒で入って石井さんと占部さんに大いにしごかれました(笑)。何をしごかれたかというと、これまた一言では言い表しづらいですが、「会社という存在の捉え方」なんではないかと今は感じてます。
石井さんの先代の社長であった冨山さんが「株式会社は法的なフィクションである」と言っている一方で、石井さんが「会社の社格とは」といった論を展開したりもする。
http://www.cdi-japan.co.jp/column/news/pdf/no75.pdf
こうした”自由”の中で、自分自身も「会社とは何なのか」ということについての考えを深めていったんだと思います。
今はコンサルタントとしてではなく企業の経営サイドから会社を見ていますが、この時に得た考えはいまにおいても脈々と活きているものであり、その意味では、南場がよく「コンサルタント時代の経験はほぼ役に立たなかった」と言っているのとはまた違う感覚です(笑)。古巣です。CDIに行きたいなと思ったのは、戦略系ファームという「おかたい」と思われる会社なのに、フロントランナーでいったるでというベンチャー魂を感じたからです。そんな会社ありませんでした。
私はお世辞にも素晴らしいコンサルタントとは言えなかったと思いますが、ここで学んだ「ことば」の持つパワーと、心底ゼロから考えぬく、ということの素晴らしさを学びました。
もはや遠い昔のことで目頭が熱くなるレベルですが、今日も真面目に考えぬいているんだろうなぁと思います。