経営企画部門の実態
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注目のコメント
経営者の立場からすれば、「事務局」機能もろくに果たせず、「経営者の手足」となれない経営企画部門なんて無価値だと思います。
「頭脳」ももちろん大事ですが、大きな方向性を定めれば詳細な計画など、頭で考える部分は外出ししてもまだ間に合います。ただ、計画に魂を込めて本当にものごとを動かそうとすると、押したり引いたりの面倒だけれども本質的な駆け引きを重ねないことには、ままなりません。外部の人間が担うにはどうしても限界があります。こうした機能を仮に「手足」と呼ぶのであれば、私はそちらの方がより重要だと思います。これはクライアントの立場でコンサルティングファームとお付き合いをして、非常に強く感じたことでもあります。単に伝言係に終始する「事務局」であれば、確かに意味はありませんが。
経営企画部門の方々は(もちろん頭脳の機能も果たすべきとは思いますが)「手足」であることをなんら卑下する必要はないと思います。そう言えば以前山崎元さんの記事で経営企画部を「経営茶坊主」と揶揄されていたなあ...
https://newspicks.com/news/1223578
個人的には、経営者(社長)にはその「手足」となる方や「茶坊主」が側で控えていて、経営者がより生産的でイノベーティブな仕事に特化できる組織ストラクチャーが良いと思いますこの表が本当に興味深い。増益・減益は個社・環境要因もあるだろうが、それでも増益傾向にある企業は具体的なアクションが執行されている印象で、減益傾向では計画づくりや情報集めなどアクションにまで行けていない印象がある。まぁ、増益傾向の場合、攻めるために人が足りない案件があり、そこにぶち込まれて執行もやらざるを得ない側面もあるかもしれないが…
なお、経営企画というのは、日本独特の部署らしい。下記に2015年1月のSPEEDA Global Management Seminarの記事がある。ぜひ合わせてご参照いただきたい。
https://newspicks.com/news/788286