「人口減少で経済縮小」という間違った思い込み…庶民の生活、今後ますます厳しさ増
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いいことを言っています。
「生産性を高めるためには、なんといっても、企業が防衛型の行動様式を打ち破って、新しい技術、新しい商品に向かって走り出すことが求められる。企業が積極的に新しい分野にチャレンジするためには、国全体に漂う閉塞感を打破しなければならない」
日本は、失われた20年によって企業マインドも消費マインドも委縮している。
これが農耕民族特有の安全志向という国民性とあいまって、企業投資と消費が冷え切っている。
アベノミクスがうまくいっていない原因の一つは、ここにある。
ゼロ金利政策によって銀行から企業へ貸付金を増やそうとしているのだが、だからといってバブル崩壊やリーマンショックで内部留保を増やす方向に走っている企業には効いてこない。
シャープの過剰投資による失敗が、それに掉差しているわけだ。
このままでは、製造業のAIやロボットへの投資も滞り、活力ある諸外国に敗れ去っていくだけだろう。
何とかせねばならないのだが、政府も具体的な処方箋は描けていない。
私見だが、最も大切なのは各企業の若返りだろう。
年寄が決定権を握っている限り、企業は安全運転になる。
年寄はゴールが見えているから、大きな勝負に打って出られないからだ。
若者が経営をし、年寄が助言をするという体制づくりが急務だ。
とにかく名刺の肩書なんて、もう誰も見ない時代なんだから、どんどん若者にポストを譲るべきだ。