女性新入社員の5割超「管理職目指す」
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管理職になることは手段であって、目的ではありません。目的達成に必要だから、管理と協業をします。職位自体に価値があると思っている人は、勘違いした采配の振り方をすることが多いです。
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最近、女子大学生と話していて思ったのは、いわゆるかつての「キャリア志向」というよりは、社会的な潮流としてのキャリアとワークの両立がうたわれる中で、積極的なキャリア追求というよりは、長く「ワーク/ライフ」のバランスを維持するための「手段」として、「総合職」や「管理職」への希望をだす人が増えているのではないかということ。
「総合職」にはなりたいけれど、地方転勤などを避ける地域限定で働きたいし、しっかり有給も消化したい、海外にも行きたくない、土日に働くのはもってのほか、などの声を聞くにつけ、もしかすると、この「5割」という数字の中身は、既に社会人になっている人たちが感じるほどの「志向性」は含まれていないのかもしれないとも思います。
勿論、働きたいという気持ちがあって、それをかなえられる社会になっていくことは間違いなく目指すべき姿ではあるけれど。重要なのは、意欲も能力もあり、管理職になりたいと思う人がなれる環境を整えること。確かに先進国と比較すると、日本は全従業員に占める女性比率は同じようなものの、管理職となると米国やフランスが約4割であるのに対し、日本は1割(※)。ただ、政府が昨年末に20年度末までに女性管理職の割合を国家公務員は7%、市町村の本庁課長級が20%、民間企業の課長級は15%と目標を設定しているようなので注目したい。
しかし、2003年には20年度末で30%の目標を立てていたので、それが難しくなった理由をより分析する必要がある。
一番はやはり、育成環境が整っていないことでは。
※2014年と少し古いですが、日本生命が本件についてコンパクトにまとめていますのでご参考まで。
https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/51.htmlおおー、良いニュース!
とは思うんですが、この世代に対して、3年後・5年後にも同じ質問して欲しいな。
新卒から数年経っても同じ気持ちでいられるのか、ガラスの天井に阻まれるのか、定点観測の結果を見てみたいです。