ロシア極東の新宇宙基地 来月下旬から運用へ
NHKニュース
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汚職に工期遅れにと散々だったロシアの新宇宙基地ヴォストーチュヌイがついに稼働の見込み。
現在ロシアはプレセツクとバイコヌールの2基地を保有しているが、前者は軍が運用しており、また高緯度にあるため、特殊な軌道の軍事衛星打ち上げに使われることが多い。
後者はソ連崩壊後、カザフスタン領内となってしまったため多額の租借料を払わねばならない上、最近ではロケット燃料の有害性を理由に打ち上げ制限を受けるなど宇宙アクセスの自律性に難あり。しかも有人飛行もバイコヌールに頼っている。
ヴォストーチュヌイにより、ロシアは四半世紀ぶりに独立した宇宙アクセスを回復することになる。へー、これは知らなかった。ボストチヌイ宇宙基地というやつで、極東の中国との国境ちかくの内陸に作るらしい。バイヌコールはカザフスタンにあるので国内に基地がほしいとのこと。全ての有人打ち上げをこちらに移すと書いてあるが、バイヌコールより緯度が高いので、ISSへの打ち上げのさいに軌道面変更が必要じゃないかな、とおもったら、ISSの軌道傾斜核(51°)がこの新基地の緯度と同じなので大丈夫っぽい。ただし打ち上げ機会(ISSがこの基地のほぼ真上を通る機会)はだいぶ減るはず。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%8C%E3%82%A4%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%9F%BA%E5%9C%B0