ミネベアとミツミ電機、経営統合契約を締結
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ミネベア、昨年12月21日に経営統合に関する基本合意書を締結した（①）。ただそこでは株式交換の比率は定まっていなかった。今回決定し、ミツミ1株に対してミネベア0.59株。ミツミの終値が551円、ミネベアの終値は854円。それに0.59かけると503円。明日は10％程度下がりそう…統合に関しては、②、③なども合わせてご参照いただきたい。
ちなみにミネベア、Picks内では自分がフォローさせていただいている方（電子機器・電子部品領域）はよく話題にされている。
①https://newspicks.com/news/1310339?ref=user_100438
②https://newspicks.com/news/1311500?ref=user_100438
③https://newspicks.com/news/1347578?ref=user_100438以前の記事にも書きましたが、やはりiPhoneの有機EL化はミネベアのバックライト事業にはマイナス。
そして、任天堂のスマホへのシフトはすぐにではないにせよ、ハードのEMSやらカメラモジュールを作ってきたミツミ電機にはマイナス。
エンドユーザーの大きな動きにどれだけ統合で対応できるのか？製造拠点も販売拠点も世界中に点在しており、ポートフォリオは分散化出来るがコアとなる事業もまた曖昧になりはしないか。プレスリリースによれば、株式交換比率について、ミネベアは野村證券から、ミツミは大和証券から、それぞれフェアネスオピニオンを取得しているようである。
http://www.minebea.co.jp/news/press/2016/__icsFiles/afieldfile/2016/03/30/pressrelease20160330.pdf
