コニカミノルタ、独監視カメラメーカー買収 事務機補う
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監視カメラの価値は一昔前は夜間など見えにくいものが見えることにあったが、カメラの高画質化に伴い最近は通信のボトルネックの解消と莫大なデータからの検索に移りつつある。PCのHDDの容量が増えあまり悩まなくなったので信じられないかもしれないが、24時間365日、常時回り続けるカメラの動画データは莫大であり、そこの動画に映っているモノを検索することは処理が重くなり困難となる。
そうなるとサーバー側での動画解析技術ももちろんなのだが、カメラ側でも本当に必要なときに必要なデータのみを記録するというインテリジェントな動きが求められる。監視は固定カメラであれば極端な話、背景画像は動かないので必要なく動被写体のみが記録されれば良い。カメラに「頭脳」が必要になってくる理由はここにある。
モボティクスの技術は詳しくないが、人工知能などを入れていけるかどうかが、認識技術を高める鍵となる。コニミノとの相乗効果は不明。このコメント欄の充実っぷり…嬉しくなってしまう!本題の記事に入ると、個人的には疑問符がつく案件。コニミノは、合併した後に祖業であるカメラをソニーに売却。そしてコピー機と化学素材(液晶回りなど)、メディカルに注力。新規事業への欲求は分かるが、一方で既に売却してしまったことから、シナジーが少ない印象。特に、精密系でも企業規模が小さい中で、これまで選択と集中をしてきたなかで、Axisをキヤノンが買収していて、ソニーなどもたしか興味を持っている市場だったと思うので、どう戦うのだろうか。
とはいえ、規模で劣る中でこれまで良いポジショニングで成功してきたトラックレコードもあるので、そこで少し期待もしたくなってしまう。とあるセキュリティ界隈のものです。今年3月に開かれていたセキュリティショーでも監視カメラ技術とカメラ双方が大きなコマをとって展開していました。取引先の監視カメラ部門も最初は2人ぐらいの特命チームだったのが、会社の稼ぎ頭になり、大人数の事業部に成長しています。
また、画像解析のスタートアップが産学連携で育ってきており、ハード、ソフト双方での充実を感じられます。まさにIoTですね。
その中、私たちは監視カメラで見えないものを見る事業に注力しています。監視カメラ市場が成長するほどに、見えないものを見るニーズも増大しています。