台湾の鴻海、シャープの支援契約、31日に締結へとの報道否定
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注目のコメント
<蛇足>
今回、日経に他は同調したが、NHKが無かったのが気になった。
あと、30日は大安、1日は先勝でエープリールフール。
<追記>
日経報道は、やや甘かった(2000億円減額に対し1000億円、債権買取1000億円報道に対し2000億円と)ので、銀行に対するメッセージだろう。
日経以外の複数メディアも同様だったのだが、鴻海側のリーク元は、本当に鴻海だったのだろうか?日本にいる鴻海ジャパンなら、ソースとしてはどうか。
<元>
鴻海傘下がシャープの再生にはいいと思う。
法的整理となると、鴻海も優先権はなくなるし、バラ売りになる可能性がある。法的整理で、INCJとかではなく、鴻海とかNIDECとかならいいが。
INCJ傘下では、ルネサスもJDIも身動きとりにくい。海外勢もやりにくい。
ただ、大詰めは近いような気がする。
四季報ではOP赤字400、純損失1200は、債務超過を想定してないが、実際は、2000以上、鴻海が1000を入れてギリギリ債務超過を免れる程度。念のため台湾証券取引所のウェブに掲載されている情報もチェックしてみたが、報道されている以上の情報は記載されていないようである。敢えてこの時期に報道への説明を台湾証券取引所に対して提出したのはリークにより合意を既成事実化しようとするシャープないし銀行側に対する牽制の意味があるのだろうか。
http://emops.twse.com.tw/server-java/t05sr01_1_e?step=1&skey=2317201603271&hhc_co_name=HON HAIこの問題には、双方の国民性が浮き彫りにされている。
中国人は「相手を出し抜く者が賢い」という価値観が根底にあり、何事も相手をもてあそぶことで自分の賢さをアピールしたがる。
ところが日本には「誠意」という言葉があり、こうした場合、誠意を持って対処するのが当然だという前提がある。
このホンハイの会長は、「買い叩く」ことで自分の賢さを世界に示そうとしている。
逆にシャープは退路を断って、誠意を尽くしていこうとしている。
これでは未来永劫、ボタンは掛け違ったままだ。
これを教訓として、日本の企業は中国系企業には近づかないことだ。