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大学入試「新テスト」は練り直しが必要だ

日本経済新聞
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  • 全面的に賛成。ここで書かれている記述式への流れを決定づけたのが、1月26日に開催された第10回高大接続システム会議の資料だと見ている。

    「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の論点メモ(案)
    http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/01/29/1366526_02_1_1.pdf

    論点をほぼ記述式に集約し、複数回実施は最後に触れる程度で「引き続き検討することが適当である」としている。

    この論点の転換は、まさにマジックのような上手さであったことが垣間見える。このひと月前の第9回は記述式の問題案を示した回であるが、小林委員(リクルート 進学総研所長)が記述式とマークシートが別日程になる可能性にあわせて「複数回実施についてどのような議論がなされていたのか」と確認している。

    これに対する回答は「複数回ということを含めて,マンパワーとか,そういう問題があります。ただ,この問題を議論し出しますと一歩も先へ進まなくなってしまうということなので」と濁しており、また後半では安西議長が「実施の時期あるいは採点の方法あるいは評価結果・採点結果の示し方といったことについては,本日作問のイメージをお出しして,その上で,今申し上げたようなことについては,次回以降議論をしていただきたいということだと理解しております。」と、ここでは議論せず、第10回以降に議論をするとしている。

    そして、その第10回では、先ほどの論点メモで記述式ありきに着地をさせ、いつの間にか複数回実施はおまけの位置づけに追いやられている。各論であるはずの問題形式が論点となり、枠組みであるはずの実施時期、回数がそれに合わせて組み立てられる。見事なすり替わりだった。

    練り直せるものなら、練り直してもらいたい。ただ、もうそのプロセスが見えない。しかし、この議論過程はしっかりと刻んでおきたい。10年後、この施策が正しかったのか、議論過程含めて洗い直すときが来るだろう。

    参考:第9回高大接続システム改革会議議事録
    http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/gijiroku/1367944.htm


注目のコメント

  • 株式会社パトスロゴス CEO

    複数回受験可能にすることが、一番大切だったものが記述式にこだわる理由がわからない。記述式なんざ各大学でやればいい。大臣が変わってから骨抜きになったと言われてもこれではしかたない。下村さん、大臣でなくとも、これは一言言っていただきたい。
    しかし高大接続改革はかなりの目玉なのに誰がこんな風にしたのか?
    今度聞いてみたいと思う。これでは中教審での審議が無駄に感じる。


  • 株式会社ブイキューブ 事業推進室

    別に、思考力や創造力を試す=記述式の問題、ってわけでもないと思う。生徒の自由な発想や論理的思考力を試すなら、まずは我々が自由に発想していかないといけない。


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