「気分が乗らない」は甘え。プロ意識で挑め

2016/3/24
愚痴や泣き言は聞きたくない
──以前、南場さんのところの新入社員が1年間を振り返ってみて、「あの仕事をしたらモチベーションが上がったけれど、この仕事ではモチベーションが下がった」というような発言をして、南場さんに「給料をもらって仕事をしている自覚がない」と叱られたという事件がありました(関連記事参照)。そんなふうに、他人にモチベーションを上げてくださいと頼むようなタイプが最近多いように思いますが、いかがですか。
南場 誰だってみんな、必ず調子の浮き沈みはあるんですよ。体調だって、今日は頭が痛いとかちょっと寝不足だとか、いいときと悪いときの波があるでしょう。仕事だって、これはやりたいけど、こっちはやりたくないというものもある。
だけどやっぱり対価をいただいて仕事をしている以上、そんなことをいちいち会社で言うべきではない。モチベーションのアップダウンはあって当然だし、それを自覚するのもいいんだけど、それをわざわざ公表しなくてもいい。最終的に成果を出せばいいんだから、自分の中で処理してくださいというだけのことです。
それなのに、それを逐一口に出すというのは、権利主張が先に立つメンタリティであって、相当な甘えですよ。でもこの話を日経ビジネスアソシエの連載に書いたら、なんだかプチ炎上したみたい(笑)。