【作曲家・細川俊夫】「悲しみ」はそれが美しく表現されたときに浄化される
コメント
注目のコメント
すごくすごくいい記事。なんでこんなにPickが少ないんや!
「芸術において『悲しみ』は、それが美しく表現されたときに浄化されると思っています」。レベルが違うと思うけど、私は、鬼束ちひろの「月光」を初めて聴いたとき、絶望をこんなに美しく描くなんてすごい……って感動した。黒の絶望を白で表すことができるのかって目からうろこが落ちたね。確かに、絶望を黒のままで描くよりも、白く美しく描くほうが難しいし、高度だし、かつそれは前者と異なる次元まで突き抜けた、さらに美しい芸術の表現方法の一つでもあるって理解した。
ちなみに、「プレミアムシアター 歌劇『STILLES MEER 海、静かな海』」は、NHKオンデマンドで観れるって! 私は観るよ!
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016068010SC000/悲しみは、悲しみに浸り、涙を流す事でしか浄化されない。
芸術は、悲しみの根源に迫り、悲しむ人をさらに悲しませる。その様子は残酷でさえある。
NHKプレミアムシアターが、この歌劇を放送していたのは知りませんでした。こう言ういい番組を作り続けてくれたら、受信料を払うのもやぶさかではありません。