今日のオリジナル番組


詳細を確認
どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
本日配信
342Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
グーグルvs.BDのコメントにも関連しますが、「可愛いかどうか、ヒューマノイドかどうか」といった点は、シリコンバレー組の哲学ではどうでもいいのです。日本では重要みたいですが。

歴史的に、ロボットとは「HCI(ヒューマン・コンピューター・インターフェース)である」という考え方がありますが、シリコンバレーはまさにこれで、このオシュボットのように、クラウドにある脳と人とのインターフェース、つまりデータを取り込んだり解析結果を表示したりするI/O、今のPCやスマホの変形版、なのです。「ソフトウェアが世界を食べつくす」世の中において、ソフトの上にハードが乗るという構図です。

これに対し、ボストン組ロボット屋さんたちは、もっとメカとインダストリアル用途を重視します。これもまた、日本流とはちょっと違います。

どれが正しいということはなく、流儀の違いですが、シリコンバレー組に心情的に近い私としては、商売としては当地流が一番成功しそうな気がしています。
ペッパーはフランス製とはいえ、ソフトバンクとの共同開発なので、日本人好みの愛嬌やかわいらしさを優先したロボットになっている。動き、反応が遅いこともあり、そうした資質がムダな遊びと感じる部分もあるが、鉄腕アトムやドラえもんの世界を志向している実感はある。

これに対して、ハリウッド映画で出てくるロボットは、スターウォーズのC3POのようなヒューマノイドも描写され、人間並みの情感を表現するが、何かしら具体的な機能を合理的・効率的に遂行する形をした(=人間的形態と離れたデザインのもの)もたくさん登場する。

本記事で、実際に日曜大工店で働くロボットの描写を読むと、確かに文化的な違いを感じる。月並みな比較だが、森羅万象に仏性を感じ、非生命のものにも人間的な要素を見出す日本人と、徹底したプラグマティズムで機械に効率的に仕事をさせようとするアメリカ人のメンタリティーの差があるのかもしれない。
ロボット=ヒューマノイド型、というのは日本だけの文化だろうな。でもペッパーくんを見ると安心して相談できそう。この感覚が日本人なのかなw
店頭ロボットは多様な製品が登場するでしょう。そしてその普及は日本よりアメリカのほうが早い気がする。それは接客する人の優秀さの問題。コストの問題というより、人の能力の問題で、日本の場合、ロボットより人のほうが丁寧かつ優れている。一方、アメリカはそれが容易に逆転する。来客も人よりロボットのほうが詳しいし丁寧と感じることが多いでしょう。
インターネットの普及期に、欧米に比べ日本が遅れを取った理由の一つは、日本は電話で人に応対してもらうほうが機械でオーダー・処理するよりうんとラクだったからと思います。電話の向こうにいる人の能力が優れていた。
Uberが西海岸で流行ったのも、西海岸の移動が不便だったからで、日本が遅れていたわけじゃないと思うんです。
であれば、日本のロボット事業は、利用ニーズの高いアメリカあたりでビジネスを広げることから考えてはどうでしょうか。
このロボットはヤマダ電機も横浜青葉で試験導入しています。個人的には日本市場にような販売員の人手不足とのマッチングが良いと思う。余計なことを言わないのも日本人受けする上に、細かい商品情報の提供にも強い。
ちょっと前にpickされていたアメリカの小売の店舗縮小の記事(http://forbesjapan.com/articles/detail/11526)でkiki diaryさんやチワワさんなどのコメントでもあったものと似たようなことが言える。それは日米での小売の店舗の違い。とにかく店の大きさに対して店員の数が少ない。店も大きい分、商品点数も多い。現状の店員では日本のように全ては把握できないのだ。従って、アメリカではその具体的な問題解決にあたった店頭ロボットを作ろうとするのに対し、日本は日本の店員のような振る舞いをするロボットを製作する。具体的な問題を解決しようとする環境とそうではない環境の違いが店頭ロボットの違いを生む大きな要因ではないかと思う。
人間やサービスに対する意識の違いが如実.システム合理性なのかか,気持ちなのか.
ドラえもんしかり日本にはロボットを無機質な物体として扱わない、よりヒトとの対話やヒトのコミュニティーに馴染ませたいと思う独特な感覚があるように感じる。

ただヒトの道具にはさせたくないというその感情が日本らしさなのかなと思う。この感覚自体は方法次第で輸出できるモノに変化し得ると考えます。