【凡人学生座談会】「売り手市場とか僕らには関係ない」

2016/3/17
「オワハラ」などに代表されるように、売り手市場といわれた2016年卒の就活。実際、できる学生(有能学生)や人事担当者からのメッセージとしてもそのような発言は少なくない。
しかし、圧倒的大多数を占める、いわゆる「普通の学生」はどうだったのか。本対談では、『凡人内定完全マニュアル』(ポプラ社)に登場する、3人合わせて16社内定を取った凡人学生たちと、同じく本文中に登場する凡人の理系院生に、就活を終えた彼・彼女たちから見た2016年就活を語ってもらった。

座談会参加メンバー

男子A 偏差値50前後程度の大学に通う男子学生。友達が少なく、サークルも未所属。大学の授業とバイト以外、何もしていない。資格は簿記2級のみ。
女子A 偏差値40~50程度の女子大に通う女子学生。インカレサークル所属でジャニオタのいわゆる「普通の女子大生」。英語が一切できず、資格も秘書検定2級のみ。
女子B 偏差値45~50程度の大学に通う女子学生。1浪で友達が少ない。声がやたら小さく、これといった特技もない。趣味は人より漫画をよく読む程度。
理系女子 偏差値的には上の3人より高いが、特にブランド大学ではない。友達があまりいなく、サークルは2週間で退部。一時期、大学に行っていなかった。
武野 『 凡人内定完全マニュアル』著者。「元・凡人学生による凡人学生のための就職活動本」というジャンルを確立する。自身も「コミュ障」などの属性を持つ。