日本ロジテックが破産申請へ=新電力大手、資金繰り悪化
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千葉市も清掃工場で発電した電気の売電で1億円ほど滞納したまま支払われていません。横浜市を始め多くの都市も同様の状況で、合計40億円を超えるようです。この金額分、税収に穴が開きますので該当の住民が損をしたことになります。
売買電という巨額の金額を扱う割には新電力の特性上、大した資産なく参入できるため、いざ経営や資金繰りが悪化した時にそれを保障するものが殆どないという状況が生まれます。
私達も反省し、より財務状況のチェックに意を用いたいと思いますが、限界もあります。電力自由化等、より拡大していく分野ですので、改めて議論をしていく必要があると考えます。【書き直しました】
自治体案件を主に供給するということはKWは稼げても負荷率も低く実際のkWhとしては夏場のピーク時以外はそんなに使わないでしょう。その様なポジションの場合はJEPXと常時バックアップ(電力からの融通)で代々賄うことが可能になります。需給管理はこんなバランシングを組み立てていたと予想します。というか、私ならばそうします。
ただし、JEPXは短期スパンで出入金が発生するため需要家から貰える電気料金回収とのタイムラグが発生します。そして、体力切れになった。。。という感じでしょう。小さい新電力は体力と共に資金調達力が肝要となります。
因みにその他にも託送料金、買電料金(自治体ゴミ発電等)、GIO納付金、JBU料金等もありますがこちらはサイトが月一なのでまだ時間はあります。ボディブローのように効いてきますが。昨年からGIOへの納付は遅れがちでしたね。
私見です。自由化で参入が増えるのは歓迎です。発電所がないのも逆に言うとショートタームでは強みではないでしょうか?その代わり需要家側がそのリスクを承知でメリットを享受することを理解しなければなりません。