[9日 ロイター] - 米短文投稿サイトのツイッター<TWTR.N>は社員の流出を防ぐため、追加分の制限付き株式や現金ボーナスを提供している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が9日、事情に詳しい関係筋の話として伝えた。

同紙によると、ツイッターは入社時期に応じた数の制限付き株式を社員に付与している。入社以降に失われた価値を穴埋めするのが目的だという。

また、株価下落以降は会社にさらに6カ月─1年とどまってもらうためのインセンティブとして、一部社員を対象に5万─20万ドルの現金ボーナスを提供しているという。

ツイッターは成長停滞や株価下落で会社の将来に対する不安の声が出る中、有能な社員の確保に頭を悩ませている。1月には4人の経営幹部が会社から去っている。

米国では業務時間外のため、ツイッターからコメントは得られなかった。