【横江公美】2016年米大統領選は、なぜここまで荒れるのか？

コメント

注目のコメント

• 横江 公美

  東洋大学国際学部グローバル・イノベーション学科 教授

  ・2016年03月09日

  オバマ大統領にもたらされたアメリカの大きな変化が、トランプとサンダースを登場させています。そして、実は二人は背景を比べると支持者層ではかなり似た者同士です。
  　民主党と共和党が混乱している背景を書きました。
• 牧野 泰才

  東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授

  ・2016年03月09日

  辛口のコメントもありますが、僕のような素人にはとても分かりやすく読めました。
  3つの対立軸が、うまいことトランプ候補だけが一人反対側に来るようなものだけをチョイスしたということはないのかなぁと、そんな感想を抱く程に、トランプ候補に有利に見える構図ですね。(この軸をチョイスした客観性みたいなものがあると、なお良かったです)
• 武内 俊介

  株式会社リベロ・コンサルティング 業務設計士、税理士

  ・2016年03月09日

  これまで見た中で1番いい日本語の解説だと感じました。日本は単一民族国家で、かつ、中流意識が強いので、マイノリティ・マジョリティの問題に人種や経済格差が絡んでくるということが、政治の問題として理解しづらい傾向があると思います。
  一方で、アメリカ人からすると、そういうことは当たり前なので、英語で情報を集めても、この辺はあまり言及されていません。
  なので、日本語で得られる情報では不十分ですが、英語で得られる情報にも今回の混戦の本質を日本人である私たちには読み取れないというのが今回の選挙かな、と思いました。
  前回のオバマ・フィーバーの時は、オバマに勢いがありすぎて、また共和党の候補者が時代に乗り切れなさすぎて、オバマの圧勝になりましたが、そこからさらにアメリカの立ち位置が複雑になってくると、アメリカという国自体が自らの位置付けを模索しているように見えます。