上場廃止を免れるため、社員に自社株の取引をさせて株価を引き上げた点だけでなく、その後、自然の需給で株価が上がったように装う内容のプレスリリースを行ったことも含めて、金融商品取引法158条の「偽計」(他人を錯誤に陥れるような手段を用いる詐欺的行為)に当たると証券取引等監視委員会に判断されたようである。インスペックのプレスリリースによれば、同社は、社内調査等の結果事実が確認されたため、課徴金の納付を認める方針とのこと。
マイニュースに代わりフォローを今後利用しますか