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【ベンチャー就活】20代で役員、30歳までに起業を目指す
2016/3/7
東大・早慶生の間で、あえて大手を蹴ってもベンチャーに行く人が増えつつある──。そこで、編集部ではハイエンド学生を多数採用しているベンチャー企業の内定者やベンチャー企業人事に対し取材を行った。大手ではなく、あえて、ベンチャーを選ぶ理由はどこにあるのか。
背景に新卒人材紹介会社の存在
「社名だけでは、優秀な人材は採れなくなっている」
そう語るのは、新卒人材紹介会社スローガンの執行役員・川野真太郎氏だ。
「理由の一つは、ベンチャー志向の学生が増えているから。上位校の学生を中心に、大手企業で20代を修業期間で終えるより、裁量の大きいベンチャーで本質的な力を付けたい人が目立つようになりました」(川野氏)
中でも、将来的に起業願望を持つ学生は、「最近のメガベンチャーには、いわゆる “エリート”が来てしまうと感じており、よりワイルドなスタートアップを選ぶ傾向にある」(川野氏)。
同じく新卒人材紹介会社のジースタイラスの執行役員高橋洋平氏も、「新卒から、いきなりスタートアップ企業に勤める選択肢が定着しつつある」と語る。
「大手に入ると、どこに配属されるかわからないリスクがあるが、一部ベンチャーなどでは、『配属確約採用』を行っている。最初からリーダー候補であることや特定職であることを約束する『オープンポジション採用』は新潮流になりつつあるのです」(高橋氏)
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この連載について
東大、早大、慶大──ハイエンド大学生──の就活に異変が生じている。特A層はすでに外資、ベンチャーなどから内定を獲得。インターンでさらなる社会経験を積みながら、総合商社など本命企業への就職活動に備える。また、リクルーター、新卒人材紹介会社との接触機会が増える一方で、就活ナビサイト離れに拍車がかかる。2年連続で開始時期が変わり、カオスと化したニッポンの就活は、どこに進むのか。その最先端を追う。
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