【入山×田中(5)】失敗しない企業は伸び悩む。プライドを捨てよ
2016/03/04, NewsPicks編集部
イノベーターズ・トーク Part 5
【入山×田中(5)】失敗しない企業は伸び悩む。プライドを捨てよ
2016/3/4
入山氏によれば、「失敗を経てからその後次第に成功するケースと、最初に成功を収めてしまうケースとでは、前者のほうがその後もずっと成功し続ける確率が高い」のだという。「そういう意味では田中さんも、いろんな壁にぶち当たってきた方ですよね」と入山氏が水を向けると、希代のイノベーターは「それはもう、失敗どころか、本当に駄目な人生ですよ」と自嘲ぎみに笑う。また、話題は田中氏が故郷・群馬で運営する「群馬イノベーションスクール」にも。50歳の誕生日を迎えた際に、残りの人生を逆算してみたという田中氏。このスクールには、氏のどのような想いが詰まっているのだろうか。
失敗体験が教えてくれること
入山:少し学者っぽいことを言わせていただくと、イノベーションや組織学習において、失敗経験が非常に大切だということは、認知心理学の分野などでも確認されつつある法則なんです。
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コメント
注目のコメント
自分も自分の属している会社も、内側からではなく、常に外側から見つめることが大事ですね。こういったメタ認知力を、子どもの頃からうまく育めるかがポイントで、大人になってからのマインドセットに少なからず影響を与えるのではないでしょうか?
50歳の誕生日を機に残りの人生を逆算したという田中社長。世の中にお返しを、と「群馬イノベーションアワード」を立ち上げるなんて素晴らしいですね。私もときどき人生の残り時間を計算してみることがあるのですが、「もうこれだけしかないのか」と毎回思います。人生は思ったより短いのだから大切に時間を使わなくては…。
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