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この記事を書いた人のように、FCVの効率がEVにくらべて高いと思っている人が多いようだ。

じつのところはFCVの効率はEVの3分の1程度でしかない。水素は電気分解で作られるが、電解効率は60−70%である。さらに燃料電池の効率はPEFC(個体高分子型)よりも効率のよいSOFC(個体酸化物型)で50%程度だから、総合効率は30−35%でしかない。いっぽうで、送電ロスは送電システム全体で5%程度でしかないから、発電量の95%をEVは使うことができる。

太陽光発電から得られる電気で電気分解すればよいといっても、電源ミックスから考えると意味はない。太陽光発電で作られた電気を低効率のFCV用水素のための電気分解に使うと、システム全体としてFCV用水素製造に使われた3倍の電源が別に必要になるわけだ。というわけで、イーロン・マスクの言ってることは正しいのである。

トヨタ出身者のポジショントークといったところであろう。
んー、私はパーソナルモビリティがラストワンマイルの移動デバイスになると思うのでEVの電池で必要十分だと思うんだよね。都市交通のバスなどの充電は容易だし、電車はもとより架線に常時接続なわけで。
自民党で、水素エネルギー政策の実務を担う僕の意見は、EV自動車とFCV自動車は、お互いの役割を担い、両者とも二酸化炭素削減に貢献し、台数を増やしていくことになる、ということ。近所乗りはEV、中長距離は、FCV。しかし、イーロンマスクの意見は、自動車に囚われた見解だと思う。僕らが考えるのは、水素社会であって、車はあくまで、その一部を担うに過ぎません。車だけの世界観なら、イーロンマスクが、言ってることはわからないでもないですが、僕らがやろうとしているのは、社会全体のエネルギー改革です。
福田峰之でした。
水素社会がそもそも実現にコストと時間がかかるよ、ということです。ですからつなぎでHV,PHV,EVがある、と言うだけの話。水素インフラが構築できるならそれはいいことですよね。
興味深い論考です。充填時間が短いという燃料電池の「利便性」はあまり知られていません。