産業革新機構、宇宙ごみ回収・除去を担うベンチャー企業に出資へ
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注目のコメント
宇宙に満足に行けないのにゴミ掃除の心配をする日本クオリティ。呆れる。格安ロケットを作ろうとしてる我々は数億円の調達すら四苦八苦してるのに。。。
宇宙ゴミがどれだけ大きな問題か、ご存知でしょうか?
古い人工衛星やロケットの爆破などで出た破片は、宇宙ゴミ(=その名もスペースデブリ)として、宇宙に23,000個浮遊しているそうです。これは、100%、人間が宇宙に放ってしまったゴミ。そう、人間の責任です。
小さいものでも、ハトバスくらいの大きさの物体が秒速8kmで飛んでくるそうで、ロケットにぶつかると翼や窓にヒビが入り非常に危険。
近年、宇宙関連のベンチャーも増え、有人飛行の商業構想が現実的な価格で話がされる時代になりました。しかし、デブリが増え続けてしまうと、安心して旅になんて出られません。このデブリの処理は、人類の課題です。山崎直子さんをはじめ、宇宙飛行士の方々も、スペースデブリの存在をかなり危機的に感じてるそうです。
その大きな課題に真正面から向き合っているのが、ASTROSCALE(http://astroscale.com/)社。CEO岡田さんの想いを聞き、その重大性を知り、弊社Mistletoeも出資をさせていただいております。
このスペースデブリ、本来であれば、国が協力して取り組むべきことなんです。
実際、国連には専門の委員会があるそうですが、頭を悩ませているとのこと。というのも、このデブリは主にアメリカ、ロシア、中国の3カ国が出しているといいてもいいことで、「その3カ国で負担すべきで」という議論があるのですが、一方で「いやいや、受益者こそが負担すべき」との議論がぶつかり、なかなか動き出さないそうです。そんな状況にいてもたってもいられないということで、民間企業が宇宙環境改善のために動き出しています。
皆さんにぜひASTROSCALE社のことを知っていただきたいです!
http://astroscale.com/