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注目のコメント
【東大・早慶の就活:8回目】今回は女子の就活についてです。インタ—ンのケイヒル・エミさんが、2016年卒の女子就活生の「会社選び」の基軸について、丁寧に取材しています。
・出産・育児などライフイベントを考慮して、両立できる会社を選ぶ
・早くに成長したいため(出来れば出産前に)、「実力主義で、年功序列じゃないところ」
・出来れば転勤は避けたい
・「男女比」が適切で「女性管理職」が活躍している。
そして、
・男性が「俺ら」、「俺ら」と言わない、合コン三昧ではない会社
などの意見が挙りました。
どの軸も、同じ女性として、うんうんと共感してしまいます。
それにしても、一昔前までは、出産・育児を考慮して会社選びをする風潮はあまり見られませんでした。それは、ワーキングマザーが増えたからでしょうか。とても、いいことですよね。すごい頭もいいし、コミュニケーションの取り方も上手い女性が「転勤がイヤ」というだけで総合職を避けるのは社会として損失だと思っています。別に一般職をバカにしているのではなく、そもそも期待値が違う、ということで。総合職はより会社のビジネスを支える業務なので、そこで大活躍してもらう方が会社だけでなく、本人の能力開発、人脈を考えても絶対にいい。このギャップを早く埋めていかないと1億総活躍なんてまず無理でしょう。
ワーキングマザーの苦労より、キャリア優先で出産を先延ばしにして妊娠に苦労することのほうが負荷が大きいです。SNSでは妊娠や出産の報告ばかりで不妊や流産はなかなか目にしません。でも実際は「もっと若かったら」と後悔している人も少なくありません。
学生向けのキャリア講演ではこの事実を伝え、例にもあるように「出産時期を27、28歳と仮定」した就職先選び、パートナー選びをお伝えしています。
キャリアはいくつになっても築けます。
転勤や転職もなんとかなるものです。
でも、妊娠には適齢期があります。
「どのように働きたいか」ではなく「どのような人生を歩みたいか」。
その視点で就職先選び、パートナー選びをしてほしいなと思っています。
あと、合コンもおススメしています。
しっかり恋愛もしてほしい。
どんなに企業や社会が女性活躍に理解を示しても、パートナーの理解・協力がなければ厳しいもの。逆に時短勤務などがなくてもパートナーの理解・協力があれば乗り越えられることもあります。
就職先選びよりもパートナー選びが重要です。
合コン・恋愛でその感覚を磨いて欲しいです。