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【田亀源五郎】当たり前を疑ってみよう──ゲイアートの巨匠が描くドラマ

NewsPicks編集部
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  • ニューズピックス 記者・編集者

    今回の「異才の思考」はゲイ・エロティック・アーティストの田亀源五郎さんです。是非、ご一読ください。

    個人的には、最近のLGBTに対する否定的な反応や、「ゲイの友人がいるからゲイはこういう人だ」という、一見理解があるようで狭い視点に対して残念な気持ちになることがあります。

    『弟の夫』は同性婚をフックにしながらも、そこで描かれているのは、人間の多様な考え方や生き方を肯定するという本質的なポイントです。

    きっと、そうした根本を考えることが、LGBTのみならず、本当の意味での多様性を認め、豊かな社会につながると思います。自分と違うこと、当たり前だと思っていることに、違う角度から光を当ててみることで見えることも多いでしょう。

    LGBTに興味がある方もない方も、手にしてほしい作品です。


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    一橋大学 教授

    『「自分に素直であって、他人に口出ししないこと」。これに尽きますね』。確かにこれに尽きる。お顔がイイ。


  • すがはらさんの人選好き。1、2巻とも読んだけど、この作品が最初はSF的なものになりそうだったとは。『夫の弟』になって本当によかったです(笑)。記事に書かれてる通り、生き方や考え方に対する違いも書かれてるから、誰が読んでもなにかしらの新たな発見があるんじゃないかなと思ってます。田亀さんは小津安二郎も好きなんだと少しびっくり。

    今、グザヴィエ・ドラン監督(ゲイの映画監督)の映画のオールナイト上映を観に行った帰り。すがはらさんには、今度はドラン監督をインタビューしてほしいです。


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