貸し出すのは本ではなく人。いま世界に広がりつつある「ヒューマンライブラリー」を知っていますか?
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注目のコメント
実際に体験することが、1番ひとを成長させます。
確かに本でも学べますが、それは思考でしかありません。
その学んだこと、思考を行動に移さなければ、体験にはならないのです。
誰かと話していて、口ばっかりだな、頭でっかちだな、そんな風に感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
そういうひとは、言葉、思考に行動が伴っていないのです。
自分も前によく先輩から言われていました。
「お前は薄っぺらいなぁ」と。
本からの知識、思考だけだったのです。
多重人格(正式名称は違います)は、マンガ(幽遊白書)や教科書からしか知らず、
実際に出会って、口調が変わったり、
さっきまで話していたことを覚えていないなど、その時に感情が揺れるわけです。
本だけだなく、体験を通して、自分の中を通して、話をすると、薄っぺらいとは言われなくなっていきました。
伝わり方が変わり、理解されやすくなりました。
誰かを好きになり、
告白してうまくいった時の嬉しさ
振られた時の悲しさ
好きになった人に相手がいて諦める不全感
喧嘩をした時の怒り
仲直りした時の安心
男友達だと思っていた人から、男性として好かれたときの戸惑いや申し訳なさ
友達から相談があると言われて待ち合わせに行ったら知らないひとも一緒で、宗教の勧誘にあった時の驚きや悲しさ
人間関係も男女関係も性的マイノリティーも宗教もどれも体験しないと、分からないわけです。
感情を伴った理解が、体験と言ってもいいでしょう。
本ではなく、実体験を通して話してくれることは理解を大きく深めます。
そういった意味でこのサービスはとてもいい試みではないでしょうか。
自分が使いたいくらいです。日本では、国際貿易が盛んに行われた平戸のある長崎で行われていることで興味深い。本ではない文化資本としての「人」。何気なく過ごしていると同じような分野、考えの人と時間をともにしがちになるので、このような機会を利用して全く違う分野の人と出会えることは良いかもしれません。