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芳林堂も破産、書店閉店が止まらない日本--書店復活の米国との違いとは?

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  • 中小企業活性化コンサルタント 元気ファクトリー(株) 代表取締役

    私のトーハン勤務、そして今の四国松山の明屋書店社長の経験から言うと、地方書店の経営者の大半は、決算書を全く理解出来ていません。
    そんな地方の本屋が倒産して行きます。
    それが、地方書店経営者全員とは、言いませんが、今の書店業の課題を明確にする為に、敢えて言います。

    収益とキャッシュフローが区別も出来ないお小遣い帳レベルの理解が殆ど。
    減価償却費の正体も分からないから、自社の借入金の返済原資がどれくらいなのかも分からない。決算書を見ないから、自社の税引後当期純利益が幾らか位は、分かっても、正当な銀行交渉すらも出来ない。
    販売価格が決まっていて、取次からの仕入条件も一定の書店業。すなわち、粗利が確定している。その粗利の範囲内に経費をコントロールするのは、経営者の仕事。これが、出来ないのは、損益計算書への基本的な理解の欠如。
    商品は、いつでも仕入先の取次が仕入原価で引き取ってくれるから、貸借対照表の商品の部は、毀損しない。小売業としてのこのアドバンテージを理解していない。
    粗利は、平均で23%はある。
    ある意味で、こんな恵まれた商慣習の業界も滅多に無い。
    頑張ろうよ。書店業同輩諸氏。
    先ず、決算書を勉強しましょう。

    中堅取次の栗田出版販売が民事再生を申請し、太洋社が自主廃業するが、どちらも自社資産を処分し、銀行への借入金の全て、若しくは長期借入金の全てを返済した後に銀行に見捨てられている。まあ、経営者としては、無能の極み。

    芳林堂ですか?
    販売先が倒産しての連鎖倒産なら、気の毒ですが、違います。
    仕入先の取次が自主廃業しただけです。これまで、ちゃんと支払いが出来ている会社ならば、トーハンか日販が引き受けます。芳林堂の未払い金が多過ぎて、何処も引き受ける事が出来ません。
    無能な経営者の自業自得。
    現場で懸命に働く芳林堂従業員の皆さんが気の毒でなりません。


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    ENOTECH Consulting CEO

    米国の書籍事業について語るときに、「ブッククラブ」の存在が言及されることがめったにないのはなぜかな?といつも不思議に思っています。私の生活感からすると、アメリカ人が本を買う動機の「かなり」の部分がこれじゃないか、と思うのですが、違うのでしょうか?

    ブッククラブとは、仲間数人で定期的に集まり、同じ本について語るという、カジュアルなソーシャル・イベントです。その会合までに、お題になった本を読んでおかないといけないので、本を買います。(電子書籍でもいいんですが。)男女ともに、アメリカの知識階級のポピュラーな習慣ですが、「本」はネタであって、集まってワインなどみんなで飲んで楽しむことがメインの目的です。この記事に言及されているような、スーパーローカルでコミュニティ指向の書店では、ブッククラブで集まるための場所を提供したり、ブッククラブ向けのオススメ本をうまくフィーチャーしたりして、ブッククラブをサポートする活動をしているとききます。

    ここで、本は(私のよく使う言い方ですが)「ソーシャルの乗り物」です。日本の書籍事業関係の方は、紙の「本」そのものがとても好きでその価値自体を重視しすぎる傾向がありますが、実はテレビやマンガなども含め、一般的にコンテンツ事業においては「ソーシャルの乗り物」としての価値がたいへん重要だと思います。日本で無理にブッククラブをやる必要はありませんが、本の「ソーシャルの乗り物」としての価値に注目して書店がサービス開発する余地は十分にあると常々思っています。


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    S&S investments 代表取締役

    かなり、詳細に踏み込んでいて読み応えある記事。総体としては縮小していくのは避けられなさそうですが、出版社と書店が直取引をして販売実態に応じた取引条件を設定することや、本を起点とした色々なイベントを仕掛けるなど、良質なコンテンツを作るインセンティブを書店から生み出せれば、まだ戦いようはありそうですね。もちろん、返本ありきで座して本が届くのを待つ従来型のやり方では、ますます本の粗製濫造が進んで、書店に限らず取次も出版社も沈んでいくでしょうが。


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