【藤沢×小暮(5)】NPOならリーダー人材をこう育てる
2016/02/26, NewsPicks編集部
イノベーターズ・トーク Part5
【藤沢×小暮(5)】NPOならリーダー人材をこう育てる
2016/2/26
以前と比べればNPOと企業の隔たりは確実に狭まりつつある。とはいえ、現場で活動を続ける藤沢氏の目には、両者の交流はまだ十分とはいえず、もったいない状況が続いていると映るようだ。小暮氏もこれに同意。「企業からNPOへの出向」が増えてほしいと述べる。
では、もし仮に企業が優秀な人材をNPOに出向させたとして、1年間でその人材はどのようなことを学べるのだろうか。藤沢氏は、“ブルーオーシャン”を探し当てる能力はNPOだからこそ磨ける、あるスキルによって増すと語る。
チャリティーイベントは苦手
藤沢:寄付を集める活動はやっていらっしゃいますか?
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コメント
注目のコメント
社会起点で事業を構想できる。小さなプロジェクトを企画遂行できる。ビジネス(企業)、パブリック(行政)、ソーシャル(非営利)を横断して構想できる・・。そんな「トライセクターリーダー」と呼ばれる存在が国内外で注目されつつあります。NPOや地域での活動はこのリーダーシップを磨ける現場です。副業を認めた話題になっているロート製薬さんや、以前から取り組んでいるリクルートさんも、積極的に東北とNPOに人材を送り込んでいます。NPOや地域で働くことの新しい意味合いを知って頂ければと思います。
小暮さんとのトークも本日で終わりです。お読み頂いた皆様、有難うございました!「社会起点で考える」。私もそうですが、ここは女性の方が向いていると感じます。特にママは社会のためにという気持ちも強くなるし、家庭というプロジェクトで収支管理も人材育成もやっている。
ここ数年、講師業でのママ起業ブームでしたが、これからは一歩先に進んだママ起業やママリーダーが増えていくといいなぁと思います。最近面白いと思うのは、社会起業NPOに外資系出身者の方が多いこと。小暮さんも藤沢さんもマッキンゼー出身ですし、マザーハウスの山崎さんはゴールドマン・サックス。私がNPOカタリバに勤めていた時の上司はPWC出身でした。
評価と給与が直結するような世界から、給与面での魅力が小さいNPOに移ってくるというのは、すごいと率直に思いますし、同時に非営利組織にありがちな仕事や成果に対する甘えもない。
私は2年間、転職してNPOで働きましたが、仕事への向き合い方を含めて間違いなく現在の仕事にも好影響を与えています。企業に勤めている人にとっても、NPOでの経験は人生を豊かにしてくれると思います。
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