小米が中高級スマホ 低価格路線に限界
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部品メーカーは常に顧客動向を冷静に見ている。だからこそXiaomi凋落傾向は昨年中ごろからずーっと言ってきたことではある。
中国国内では1位かもしれないが、果たしていつまでその勢いが続くか、消費者も飽きやすい。
Xiaomiに足りないのはブランド力なのだろう。iPhone真似っこ戦略でどこまでも通用するわけではない。
はっきり言って独自性を打ち出す戦略転換が必要な時期だと思う。でなければすぐ淘汰されるだろう。
Weiboを使って醸成された中国国内の濃いXiaomiファン層をどうやって海外で形成するのか?これが出来なければ中国国外ではブランドが無い単なるiPhoneコピーと一緒。Xiaomiはまだまだ面白い会社で期待ができると思います。まずタイトルが悪い。Xiaomiは顧客の多くが望んでいるのがミドルスペックの超格安端末だと気付いてそっちに舵を切りました。実際微妙(本当にわかりにくい)なマイナーチェンジを繰り返して長期間同じ端末を少しずつアップグレードして継続販売しています。そんな状況ですから大幅な価格による差別化を図りフラッグシップ機のターゲット層を当初の狙いよりももっと上に転換することにしたのではないかと思います。ただ、となると問題があり国外での販売台数を増やすしかないと思うのです。以前より対iPhoneを前面に出しているので(雷軍CEOは故スティーブ・ジョブズの影響をとても受けています)アメリカ市場に参入”できる”なら高価格帯一機種押しで展開してGEEK中心にそこそこはヒットするかなと思います。当然さまざまな訴訟リスクも抱えることになるでしょうが。今回発表したMi5はiPhone6sと6s Plusの中間サイズです。
また私自身は諸刃の剣だと思いますが、Mi Air Purifierなるスマート空気清浄機を出してみたりスマート体重計やセグウェイのような乗り物に手を出してみたりとXiaomiが先を睨んで総合スマート家電メーカーへと変貌しようとしている様子が伺えます。下記の本を読む限りシャオミの強みはプロダクトそのもによりも熱狂的なコミュニティにあると思うので、中国外で、どのようにこの熱狂コミュニティを作り上げるのかとても注目しています。日本メーカーやサムソンのようにコモディティ化の波に呑まれないためには、アップルのように「ブランド化」して行くか、強力な「コミュニティ」を持つかに尽きるのでないかと思っています。
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