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多くの科学技術は最初は軍事技術として開発されたり、大発展することが多いわけですが、産業として成熟する中で生みの親と決別するというのは重大な決断。社会的責任投資というか、倫理観が生きていることを感じてます。
簡単に線引きできるものでもないでしょうが、会社や株主がきちんとした価値観を持つことは、今後さらに重要になるでしょう。
創業以来の事業だけど、業績への貢献は全体の1割。しかも伸びていない。伸びる主力事業にフォーカスするっていう極めてまともな経営判断。
リリースによると、2月初めに、4,500万ドルでPEファンドに売却することで合意した、ようです。この売却で得た資金で、どんな新たなロボットが生まれてくるか、楽しみです。

プレスリリース
http://media.irobot.com/2016-02-04-iRobot-Announces-Sale-of-Defense-Security-Business-to-Arlington-Capital-Partners

売却先
http://arlingtoncap.com/
アイロボットの本社に行ったことがあります。事業化に成功した部門以外にも、著者が指摘しているおしゃべり人形なども過去にはあり、3年前の訪問時はヘルスケア事業に注力していました。

大きくなりつつあっても、ベンチャー精神豊かで、軍事部門の過去の開発もAI開発者の誇りを持って行ってきたことがわかるものでした。

軍事部門の売却が、副次的に開発力に影響がないといいですね。
先端技術系の企業が軍用を外し、B2BとB2C に集中することで、最新技術の開発が継続できるのか不安を覚える。

残念ながら新しいチャレンジを、十分な予算を付けて支援してくれるのは、国以外にいない気がしている。

今後の動向に注目
これはロボットに限らず、最新技術の発生場所が、B2B企業からB2C企業にシフトしている時代の流れなのなも。
そうなんだ、ルンバはとても便利に使ってます。