安倍首相、リーマンのようなショック起きていない
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株安が幾ら進もうが、円高が幾ら進もうが、金利が幾らマイナスになろうが、リーマンショックのようなグローバルな金融危機とは何の関係もない。
1997-98年の日本での金融危機の時もそうだったが、リーマンショックで何が大変だったかと言えば、サブプライムローンの時限爆弾が何処に仕掛けられているのかが分からず、銀行そのものが信用できなくなってしまったこと、銀行が資金調達できずに資金ショートを起こして倒れてしまったことである。
特に、リーマンショックの場合は、アメリカ発の金融危機がヨーロッパや日本に飛び火して、一体何が起こっているのか分からない内に資金が干上がり、そのとばっちりを受けた企業がバタバタと倒れた。
つまり、信用秩序が崩壊し、疑心暗鬼が世界中に蔓延し、資金ショートした銀行が倒れ、銀行の生命線である決済機能がワークしなくなることが、『リーマンショック』なのである。資産価格が幾ら下がろうが、人々が「信用」の存在を信じている限り、リーマンショックにはならない。