この連載について
高い経済成長を実現し、世界中から注目が集まるASEAN(東南アジア諸国連合)。インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ブルネイ、ラオスの10カ国からなる成長マーケットは今、どのような状態にあるのか。シンガポールに駐在するASEANエキスパートが旬な話題を現場から解説する。
三井グループの総合商社大手。生活産業、化学品、エネルギー、金属資源、機械・インフラ事業などを展開。特に鉄鉱石、原油の生産権益量で高いシェアを有するなど、金属資源分野に強みを持つ。
時価総額
10.8 兆円
業績
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もはや、投資の流れは先進国→新興国だけでなく、「新興国→新興国」という時代に入りつつあります。日本企業もこうした動きを察知し、新興国企業と提携して、他の地域へ展開するという動きも出ています。これからのグローバル展開のトレンドとなる動きだと考えます。
>高橋さん ご指摘の通り、時価総額で比較しており、日本の医療法人は時価総額が分かりません。ここに挙げた国や新興国の場合は民間企業が病院を経営するのが普通です。また視点が異なりますが、日本の医療法人は非営利性など特殊な部分が多く、グローバルな横比較は難しいという点もあります。マレーシアなど多くの新興国の総合病院(除く公立)は、個人クリニックの集合体のようになっています。下記の記事も参考にして下さい。なお、日本の医療機関で積極的に外国展開しているのは徳洲会ぐらいでしょうか(ブルガリア、韓国、ブラジル)
「マレーシア発ヘルステックベンチャーBookDoc。医療予約難民を救えるか」
https://newspicks.com/news/1365059
追記:IHHはクアラルンプール総合指数と比べて、かなりアウトパフォームしている銘柄です。
マレーシアのIHHヘルスケアは既に時価総額で世界3位の規模とのことですが、現状でカバーしているシンガポールをはじめとした国の平均年齢を見ても、高齢化がこれから進行していくわけですから、需要の高まりに大いに期待できるかと思います。
ここに30%の株式保有している三井物産は良い出資でしたね。
済生会とか売上6,000億円くらいあると思うのですが。
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/203755/
(追記)
川端さん、補足ありがとうございます!!
東南アジアの中での先進国たちも高齢化が進み始めている。
そして医療について言えば、「先進国での高額な医療費を回避するために新興国のしっかりとした病院で治療を受けるという動きが出てきています。」とありますか、そのぐらい充実しているのです。
実施に私も駐在や出張時にお世話になったことがありますが、新興国の私立病院の充実ぶりと言ったら! 特にサービス面はとても日本の普通の病院はかなわないでしょうね。
言葉の問題を心配する方もいるでしょうが、どこでも基本的に英語は通じますし、日本語の通訳がいるところも少なくありません。
「先進国での高額な医療費を回避するために新興国のしっかりとした病院で治療を受けるという動き」
ぼーっとしてたら、あっという間にアジアが別世界になっていそうだ。。アンテナはることとと、それ以上に実際に動いてみないと。