村田製作所vs太陽誘電、積層セラミックコンデンサーでは負けられない
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少し視点を変えると、0201以上の小型化も技術的には可能として、実装等の周辺技術をどう整えるかという課題もある。一般にMLCCは錠剤のようにテープ梱包されるが、0201サイズになると実装技術の一部にはテープの梱包精度も含まれるし、体積的にMLCCよりテープの方が価格が高くなる位だし。
だから小型ではなく低背、高信頼性、耐高温、と言った切口で差別化する方向は、今後も広がると思う。
記事最後の筆者コメントで、以前私も触れたTDKと太陽誘電が組む点に触れているが、これはTDKが今でも比較的車載向けに強く太陽誘電と市場的に重複が少なく、両社のMLCC事業は規模が近い上、統合すれば村田製作所同等の規模を得られる為。画像でサイズ競争かと思ったら、それぞれ温度耐性や厚さに特徴があるセラコンとのこと。自動車向けだとTDKが強いという話を昔聞いたことがあったが、最近はどうなのだろう?
結論から言うとコンデンサーは重要。
電子基板上のコンデンサーは入力電圧のノイズ削減に使われる電子部品。
コンデンサーが小さくなるほど、
電子基板の縮小化に繋がり製品全体のコストが減らせる。